浜松の急性期総合病院さんへ見学に

2014年4月24日

浜松の急性期総合病院さんへ見学に

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こんにちは。

コンサルタント三木です。

今日はいいお天気ですね〜!
五月晴れ( ^ω^ )

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浜松の急性期総合病院さんへ見学に行ってきました!

今回の看護師さんは、都内の有名大学病院の小児科勤務7年目のベテランナースさんです!

 

バスの路線図も念のため収めました。笑

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教育・研修担当専門の看護師さんが2時間かけて病院案内をしていただきました。

今回は、小児科病棟希望の方だったのですが、NICU・GCUまでご案内していただきました。

 

こちらの聖隷浜松病院さんは、社会福祉法人としては日本一の規模で、744床の急性期総合病院。

とにかく、患者様にとっていいこととは?と全職員が一丸となってチーム医療をしています。

それが特に現れているのが、

職員としてやはり重要なポイントは福利厚生。

ベネフィットステーションという、旅行やホテル、食事、遊園地等が割引されるものが使えたり、

例えば、自分が体調がわるくなって受診する場合でも
法人内の保険適用診療であれば、診察代もお薬代も、無料!
しかも、ご家族までも!!

あと、分娩費も一部補助がでます!!

これはかなり手厚いですね。

あと、未就学児まで、保育所が使えます!
今年から保育所もリニューアルし、120名を預けられるキャパとなりました!
やはり待機児童も多い時代なので、本当にありがたいですよね。

だから、産後も復帰するナースが9割なんでしょうね。

あと、既卒入職の方を対象に、中途入職者研修といって、1泊2日の研修もあるみたいです。
ナースだけでなく、他のコメディカルも参加します。

目的としては、
患者様を看るということは、看護師だけでは成り立たない。チーム医療をしていく上で、他職種の仕事、考え方の理解をお互い深めるためです。
これは定期的に行なっているため、円滑にカンファレンスが組まれ、治療や退院へ向けたプランニングがすすんでいくのでしょうね。

あと、こういった連携からお互い切磋琢磨し、積極的に研修を受けたり、認定や専門の勉強をする方々が増えていくといった好循環に繋がっています。

このように向上心があり行動する方には、奨学金を与えたり、海外研修費等全額法人がもつといったような、つよいバックアップ体制があるということも、それらの方々を活気付ける大きい要素でもありますね。

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また、ここの病院さんがすごいのは、
退院支援ができるナースを増やしていくための、1年間の研修制度を設けているということです。

病院で勤務をしていると、周手術看護や日々のケアはわかるけど、退院してからのイメージがもてないナースさん多いのではないでしょうか?

そういった方のために病院独自に計10回程度の研修を受け、終了した方には認定賞のようなものを授与しているそうです。

これを受け終えたら、訪問看護やケアマネージャー等の在宅いっても問題ないくらいまでに知識がつくそうです。

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さらにすごいのは、そういったノウハウや研修内容をまとめて、退院支援の参考書までつくってしまったということです!

これはさすがにびっくりしました。

これらは全国の書店で購入できますので、全国から退院支援の勉強がしたいといって問い合わせがあるほどだそうです。

 

最後に、スタッフのみなさんいきいきとしている表情で、笑顔で元気よく挨拶してくれる方がとても多く感じました。

その病院の雰囲気は、やはりスタッフの方がつくっていくものですね。

 

この法人さんの今後がとても楽しみです。