#29
念願の美容皮膚科へ転職成功。将来へつながる技術と知識を習得中
PROFILE
Aさん 30代 臨床経験 12年
転職を考えたきっかけは?
夜勤のない勤務が希望。念願の美容皮膚科へ挑戦
急性期病院で数年間勤務した後、かねてからの夢だった留学を実現したAさん。
「病院で勤務している時、患者さんとして外国籍の方が来たとき、もう少し語学ができたらいいなと思ったことがありました。
また、全く違う環境に身を置いてみたいという思いも強くなり、思い切って留学することにしたんです。
現地では、語学学校に通いながらアルバイトも経験し、充実した時間を過ごしました。」
一年後、帰国したAさんは再び看護師として働くため就職活動を始めます。
「帰国後、以前、転職でお世話になったことがあるナースコンシェルジュに連絡しました。
いきなり常勤での復帰は難しいなと思ったので、夜勤で勤務できる病院を希望しました。
帰国後、間もなくして夜勤看護師として就職が決まったので助かりましたね。
勤務先は整形外科病棟です。夜勤は月に10回くらいでした。夜勤は自分の生活スタイルにあっていると当時は感じていました。」
その二年後、Aさんは常勤看護師として転職します。
「夜勤で二年間勤務して自信もついて、常勤で勤務したいと思い転職しました。勤務先は急性期の混合病棟です。」
常勤の看護師として順調な日々を過ごしていたAさんですが、徐々に自分の将来について考えることが多くなっていったといいます。
「常勤ではありましたが、夜勤も多く、月によっては夜勤専従で勤務することもありました。
体力的にもキツくなってきましたし、今後ずっとこのままの働き方では難しいと感じました。夜勤のない、日勤だけの仕事に移りたいという思いが強くなってきました。
また、将来を考えた時、キャリアを積みながら長く働ける場所で仕事をしたいと思いました。そこで、興味のあった美容皮膚科への転職を考えるようになったんです。
実は夜勤から常勤の仕事に転職する際にも美容皮膚科への転職を考えたのですが、条件の合う候補が見つからず断念した経緯がありました。
美容クリニックは日勤だけですし、以前自分で施術を受けたこともあり、興味がありました。美容皮膚科に勤務する友人から仕事内容を聞いていて、自分もやってみたいと思ったんです。」
転職活動はどのように進めましたか?
寄り添ってくれるコンサルタントと一緒に、見事希望を実現
日勤で働けることが理想のライフスタイルであること、興味のある分野であることから転職先を美容皮膚科に絞って探すことにしたAさん。
再びナースコンシェルジュのコンサルタントに連絡をとります。
「希望条件は美容皮膚科でも幅広い施術内容があること。脱毛を主とする美容皮膚科は希望しませんでした。幅広い施術をするクリニックの方が技術を身につけられると考えたからです。
他は通勤時間が一時間以内であることや勤務が夜遅くならないことなどです。
次の職場では技術を身につけて長く勤めたいと思いました。」
しかし、コロナ禍の影響もありなかなか条件に合う候補が見つからなかったといいます。
「転職活動を始めて3ヶ月ほどして、今勤務している美容皮膚科クリニックのお話をいただいて、面接が決まりました。
クリニックの様々な情報を聞き、自分でも調べて、ここへいきたいと思いました。
応募に当たっては、ナースコンシェルジュのオフィスに伺い、時間をとって丁寧に対策をしていただきました。
履歴書、職務経歴書、応募動機の書き方などは全て、コンサルタントの方に添削していただきながら作成しました。
面接についても、想定される質問などを教えていただいて、準備は万全。実際の面接を想定して、自己紹介などの話し方も練習したんです。
ここまでしてくれる転職エージェントは今までなかったので、本当に助かりました。
面接当日も受付まで付き添ってくれて心強かったですね。
他のエージェントでは面接前に私を担当する方と、面接当日に会う方が違うことがよくありますから。」
こうして面接当日を迎えます。
「一次面接の後に二次面接がありました。
緊張しましたが、質問には答えられたと思います。練習のおかげですね。」
転職先の決め手は何ですか?
技術と知識に加え接遇のスキルも獲得できる、将来にプラスになる環境
Aさんは、この美容皮膚科クリニックから見事に内定を獲得しました。しかしそれより先に他のクリニックからも内定を獲得していたそうです。
「実は、他のエージェントを通じて応募していた別の美容皮膚科から先に内定をいただいていたんです。
第一志望である現在勤めているクリニックは、内定までに時間がかかりましたから、
合否が出る間、もう一つのクリニックには返事を保留している状態。
ナースコンシェルジュのコンサルタントの方に相談して、第一志望の方の状況を聞いていただいたりもしました。なかなか結果が出ずに焦りましたね。
ですから、第一志望のクリニックから内定をいただいたときには安堵の気持ちが強かったです。」
では、今勤務しているクリニックを選んだ理由はどこにあったのでしょうか。
「ここで働くことは今後の私のキャリアにとってメリットが大きいと感じました。
しっかりした医療グループのクリニックであること、そして患者さんに対する接遇を重視した環境であることが決め手です。もちろん、美容皮膚科として幅広い施術を行っていることも理由になりました。
美容皮膚科の知識や技術の他に、接遇の知識も身につけられたら、自分のキャリアにプラスアルファの強みになると思いました。休日は少ないと感じましたが、妥協できる範囲でした。」
現在の仕事と職場
勉強の毎日。将来につながる技術を獲得中
「勤務を始めて間もないので、現在は施術や機械の使い方などを勉強しているところです。
実際に機械を使用している場面を見学し、その後自分で練習をして覚えていきます。
使用頻度が高い機械はメーカーの方に来ていただいて座学で教えていただくこともあります。まずはすべての機械を使えるようになることを目指しています。
このクリニックは保険診療も行っています。
美容皮膚科の領域に加え、皮膚科の知識を得られることもここで働くメリットだと思っています。
接遇については、他のスタッフの言葉使いやものごしを見て覚えているところです。
外国人の患者さんも時々いらっしゃるのですが、そんなときには簡単な英語で対応することもあります。周囲の方に聞きながら少しずつ医療英語を覚えているところです。
とにかく今は勉強することが多く、毎日がいっぱいいっぱいの状態です。
まだ将来を見通す段階ではないのですが、できることを増やして、この先につながる技術を身につけたいと考えています。」
これから転職する方へアドバイス
今いる場所で吸収できるものはないか、もう一度考えて
「転職したい。」とすぐに転職するのではなくて、今いる場所で吸収できることは本当にないのかもう一度考えてみてほしいです。
せっかく働いてきたのだから、今の職場で得た技術や知識を強みにして転職してほしいと思います。
転職はしっかりタイミングを見極めることが大切です。
それから、闇雲にたくさんの情報を送ってくるのではなく、自分に合った情報を選択して提案してくれる転職エージェントを選んだ方がいいと思います。
ナースコンシェルジュのコンサルタントさんは、内定獲得のために、私に寄り添ってくれたことが心強かったです。
私たち看護師は就職活動に慣れていない人が多いと思います。
特に私の場合、美容皮膚科という全く新しい分野への挑戦でしたから、親身になってくれる存在がいたことがありがたかったです。
志望動機などの書類作成から面接対策まで指導してくれました。
一人ではとてもできなかったと思います。
親身になってくれて、一緒に考えてくれるコンサルタントに出会えたことが転職成功の鍵になったと思います。」
「美容クリニックに興味がある」という看護師さんは多いと思います。当社はこの10年間で、一般臨床経験から美容未経験でチャレンジという方のサポートも数多くさせて頂きました。通常の病院・病棟勤務と美容系では、共通する部分もありますが、大きく違う点もあります。良く知られていないだけあって「具体的な業務内容、教育体制はどうか」「給与の実態はどうか」「向き不向きはあるのか(自分は合っているか?)」「人間関係はどうなのか」など気になることが多いと思います。
美容クリニックは内定獲得が難しい部類ですので面接対策もとても重要です。
そうした事を含めてサポートをして参りますので、「話しを聞く」ボタンからお気軽にご相談ください。