#01
将来の夢に向けた新たな経験が積め、オフタイムも充実させられる職場へ
PROFILE
Nさん 40代 臨床経験16年
転職を考えたきっかけは?
仕事漬けの日々。オフ時間の活動もしたい。
以前の職場は、急成長期にあった大学病院の病棟勤務のNさん。多忙を極める毎日だったといいます。
「担当の科は混合でしたが、メインは脳神経外科と脳神経内科。体力も気力も使いました(笑)」
転職を検討するにあたり、就業時間や休みに関する条件を重視項目としてあげました。
「仕事以外の活動もしたかったんです。余暇時間がほしいというか・・・」
転職を具体的に考えるようになり、まずは友人に相談したそうです。
転職活動はどのようにしましたか?
自分を深く理解してくれる紹介会社で転職活動がスムーズに。
「友人から、ナースコンシェルジュが親切だよって、教えてもらいました。
でも、ホームページを見ると初めて目にする会社。どうかなって思いましたが、試しに気になる求人に問い合わせしてみました。
そうしたら営業時間外にもかかわらず、代表から電話があったんです。とても話しやすく丁寧な対応だったので、安心感がありました。
電話の後、改めてホームページの『代表からの挨拶』を読み、こんなにも看護師の仕事を大切に考えてくれるところがあるんだなと感動しました」
職場の近くまで担当者が出向いての面談や、時間や場所の変更などにも臨機応変だったことが、忙しいNさんには合っていたそうです。
「営業時間内にオフィスで面談するところだったら、転職活動はスムーズにいかなかったと思います」
他にも2つの転職エージェントにも同時にコンタクトを取っていたとか。
「1社は担当者と話していてピンとこないっていうか。もう1社の担当者は良かったのですが・・・。
ナースコンシェルジュで転職先を決めた後にも何件も求人が送られたり・・・。中には条件に合わないところもありました。話聞いてくれてるのかな?わかってくれてないのかな?って感じてしまいました。
ナースコンシェルジュでは、転職への想いを丁寧に聞いてくれました。時には私の言葉を掘り下げてくれたので、自分の想いが整理できたことも良かったです」
転職活動の決め手は何ですか?
勤務条件と最先端医療に触れられることが魅力
「3件面接しました。担当者が面接に同席し、私にはないプロの視点で質問もしてくれたことが、ありがたかったです。
当初は就職面接の同席は過剰サービスに感じましたが、実際はいてもらわないと大変でした(笑)」
そして、今の勤務先に巡り合えたNさん。
「今のところに決めた理由は、やっぱり労働条件が一番でした。プライベートでも好きな街だったということや、月給が高かったこと。カレンダー通りの休みでしたし。」
クリニックの方針も気に入ったといいます。
「ホームページに最先端医療とありました。勉強になります。医療の進歩についていっているって感じがして。それなのに、ホームクリニックとして地域に根差しているという町医者的な2つの面があるのが興味深かったです」
現在の職場と仕事
幅広い経験が活かせる医療コンシェルジュに
「外来に行くと思っていました」
というNさんの最初の配属先はVIP専用の診療室。
そこを経て、会員制医療クラブの相談室に異動。現在は、医療コンシェルジュの仕事に従事しています。
「医療クラブの会員のご相談窓口です。
何科にかかればいいのか?とか、セカンドオピニオンをお求めの方とか。
総合的に判断して、医療クラブが持っているクリニックではなく、他をお勧めする場合もあります。
それ以外にも、会員の方の知人やご友人の方の相談に乗ってあげてといったお話もいただいたり。」
相談は多岐にわたるため、幅広い科の経験やコミュニケーションのスキルが必要な職場。Nさんの看護師としての長いキャリアが生かされています。
仕事の面白さを聞いてみました。
「毎日のやりとりが、一日たりとも同じことはないです。いろいろな方がいらして刺激的です。
医療の倫理や、クラブのシステムを超えたご相談もあります。そういう場合でも、ご理解いただくために、どうお伝えするのがいいのか?など考えて対応していいます。」
顔が見えない相手に対しての対応には、苦労することも少なくありません。
「会員の病状を、ご家族が受け入れていない場合もあります。例えば、まだ積極的治療の対象ではないのに、ご家族がそれを望んでいるときなどは、どう関わるのがいいのか悩みます。
また、自由診療を希望される方も多いので、利点だけでなく、マイナス面もご説明したり」
常に自分をニュートラルに保つのが難しく感じる時もあるといいます。
「でも、この職場は自分自身の視野が広がります。今までいたところは保険診療のみ。ここは先端医療研究所があるので、免疫治療のことも学べます。がんの治療は保険以外の治療にもかかわることがありますから。ご提案の幅も広いです」
相談室はコンシェルジュ7名と事務2名の体制で、40代がメインの職場。
さぞかし緊張が走る職場かと思いきや、「雰囲気はいいです。いい意味で大人な職場です。お休みはとりやすいし。何かあっても協力しあえる一方で、過度な干渉もありません。居心地いいですよ」
自由になった時間で夢の実現に向けての活動も
自由になった時間でスクールに通い、現在はスクールや個人向けのコーチングの仕事もしているそうです。
「看護師さん向けにコーチングができればいいなと思っていて」
そんな想いを抱くようになったのは、かつてのつらい経験から。
「一番最後に勤めた病院は、開院の時からかかわりました。さまざまなことを形にしたり、チームがまとまっていくのには時間がかかりました。
お互いの熱い想いをぶつけあうこともしばしば・・・。そんな苦労を経て、これからだ!という時に、忙しくて気持ちも身体も疲弊したのか、やめてほしくない人がやめていく場面をたくさん見ました。
病院のハード面は変えられないけど、心の持ち方を変えればやっていけるんじゃないかと思ったんです。そこを支えたい」
30代半ばから抱いていた夢の実現に向けて、まずはコーチングを通して心を支えることからスタートしはじめました。
これから転職する方へのアドバイス
疑問や不安を解消しよりそってくれる担当コンサルタントと二人三脚で
「「自分の話をちゃんと聞いて、希望に合った転職先を提案してくれる転職サイトかは大事です。これまでの経験を活かせる場や、新たにチャレンジしたい分野を理解してくれるコンサルタントとじっくり話しあって、転職先を探せるといいですね。
私自身、予想以上に頼ってしまいました。不慣れな履歴書や職務経歴書の記載も、プロの視点に助けられ、お陰様で自信をもって提出できたと感じています。
職場選びに関しては、自分がやりたい看護のスタイルか?人間関係がよいか?なども大事だと思います。やりたいことがやれて、働きたい仲間がいれば、つらいシーンがあっても乗り越えられますよね。」
Nさんは驚いていた様子ですが、当社は面接の同席をとても大切にしています。条件面での重要事項の聞き漏らしがないよう細かく確認したり、ご本人が直接聞きづらい事は我々が尋ねるようしています。
また、我々のようなエージェントが同席し話された内容は、後にうやむやにされることを避ける事に繋がり、また条件書面に反映しご本人にお渡し安心して入職して頂けるようしています。