認定看護師・専門看護師とは???

2015年11月11日

認定看護師・専門看護師とは???

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皆さんこんにちは!

アシスタントの辻際です。
11月に入り、急に冷え込みましたね>< 看護師さまの皆さんはいかがお過ごしでしょうか^^?

さて、本日は

認定看護師・専門看護師のご紹介

をしていきたいと思います。

今、そんな認定看護師・専門看護師を取得したい!という看護師さんが急増中なのです。

そもそも認定看護師とは何なんでしょうか?

【特定の看護の分野において、熟練した看護技術と知識をもっていると認められたプロフェッショナルな看護師のこと。】

認定看護師の方はどういった業務を行っているのでしょうか?
【実践】
個人、家族及び集団に対して水準の高い看護を実践する
【相談】
看護職に対しコンサルテーションを行う
【指導】
看護実践を通して看護職に対し指導を行う

上記3つが認定看護師さんの役割となります。
現場での患者さんへのケアや看護師さんに対しての業務やケア方法の指導を主に行っております。

しかも実はこの認定看護師の資格、21個の専門分野があり2015年現在、累計で約1万6000人もの看護師が取得しています!!
認定看護師を取得するには、5年以上の実務経験と半年間、日本看護協会指定の教育課程を修了し、認定審査を受験する必要があります。

認定看護師のメリットは一体何のでしょうか?
看護師や他部署への指導など、病院内での活動範囲が広がる
昇進にプラスの影響がある
夜勤が減ったり、免除になることが多い
同じ分野の看護スキルを持つ、病院外の仲間が増える

いつまでも現場で患者様と寄り添った看護をしたい!特定の分野のスキルをアップしていきたい!という方には
非常にやりがいを求めていくことができる資格だと思います。

さて次は、専門看護師のご紹介です。

専門看護師とは
【臨床現場で水準の高い看護技術を実践できる、臨床現場におけるエキスパートな看護師のこと。】

どういった業務を行っているのでしょうか?
【実践】
個人、家族及び集団に対して卓越した看護を実践する
【相談】
看護者を含むケア提供者に対しコンサルテーションを行う
【教育】
看護者に対しケアを向上させるため教育的役割を果たす
【倫理調整】
個人、家族及び集団の権利を守るために、倫理的な問題や葛藤の解決をはかる
【調整】
必要なケアが円滑に行われるために、保健医療福祉に携わる人々の間のコーディネーションを行う
【研究】
専門知識及び技術の向上並びに開発をはかるために実践の場における研究活動を行う

以上、6つが看護師さんの役割となります。

いかがでしょうか?

認定看護師に比べて、専門看護師は役割が異なるのと、現場寄りではなく
病院全体の業務を行っています。
組織を横断しながら調整(マネジメント)することの業務が多くなり、施設内外での活動は広範囲にわたります。

専門看護師は、11個の分野があり2015年現在、累計で1500人未満とまだまだ認知度は低いようです。
専門看護師を取得するには5年以上の実務経験と大学院で2年間の教育課程を修了し、認定審査を受験する必要があります。

道のりは長いですが、専門看護師でしかできない役割を求めている病院はとても多いのです。

これから、病院全体のマネジメントを行っていきたいという方には、非常にやりがいを求めていくことができる資格だと思います。

次の記事では、認定看護師の深いお話しをしてきたいと思います!