こんにちはヾ(o´∀`o)ノ
今回は、「資格」ではないのですが、
看護師としてのキャリアアップにつながる
「トリアージナース」についてご紹介します!
トリアージナースとは?
「トリアージ」はフランス語で「選別」を意味します☆
年間およそ4万人にものぼる救急外来。
ご存知の方も多いかと思いますが・・・・・
トリアージナースとは、
症状が深刻あるいは状態が悪化する可能性の高い患者さんなど
処置・治療の優先順位の高い患者さんから順番に医師の診察を
受けられるように判断をするナースのことです!
病院側が、このトリアージを行うことによって
「診察の順番を待っている間の急変を防ぎ、心筋梗塞等の重傷患者を待たせずに対応できた」
と、調査でも明らかになっています!!
また、患者さんや患者のご家族の声として
「症状が悪化のでは?という不安が軽減した」
「自覚症状はなかったが、急を要すると判断してもらって助かった」
等の意見があります(b゚`*)
病院側にとっても、患者さん側にとっても
必要な存在になることは間違いありません!ヾ(*・ω・*)o
トリアージナースになるには??
当初、院内トリアージが出来る看護師の基準として
実務経験が豊富な看護リーダーや主任クラスの方や救命救急で勤務する
認定看護師さんがトリアージナースとして活躍していた病院もありました。
最近では、
トリアージナースとしての教育コースはありますが
資格ではないため
院内トリアージができる看護師の基準として
救急看護認定看護師の研修を受けた看護師さんが
トリアージを行うことができます(*’v`)b
しかし、こんなに救急医療のニーズが高まるなか、
実は救急看護認定看護師は、全国にたった400人弱しかいませんΣ(´Д` )
数千人単位で必要とされているのに・・・(>_<)
救急看護認定看護師になるには、6ヶ月間の研修を受けたり、
5年の実務経験(うち3年は救急看護の経験が必要)がないといけません。φ(・ω・`)
それに比べて、トリアージナースは
2日間の教育コースなど、必要な講習の修了をすることで
トリアージナースとしての知識が身に付けることができます! くわしくは、こちら
また、診療報酬の改定により、院内トリアージの加算ができるようになったこともあり
トリアージナースの教育や研修に力をいれている病院もだんだん増えているようです!!
トリアージナースとしての経験がある方も、これからトリアージナースを目指す方も
育成がしっかりしている勤務先を選びましょう!p’ω`*q
トリアージナースとして働くには
トリアージナースは特に資格や認定の必要があるというわけではありませんが、
病態が急変したり重症化・あるいは悪化したりして死亡に至る可能性があるかないかを
的確に予想できる問診力や判断力、知識、充分な臨床経験などが必要となってきます(`・ω´・+)
トリアージナースとして働くには、研修を受けて知識を身につけることのほかに
病院側は「4年以上の実務経験があること」や「救急看護の経験があること」や
「トリアージ関連学習会などを修了していること」などを条件に求めているところが
多いようですので、将来トリアージナースとして働きたいというのであれば
まずはトリアージに関するセミナーを受講することから始めてみましょう!