根拠の無いお勧めは無責任!~看護師さんの転職サポートという仕事の重み

2016年8月29日

根拠の無いお勧めは無責任!~看護師さんの転職サポートという仕事の重み

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当社にご相談いただく看護師さんにこれまでの経歴や退職理由を聞いていると

「こんなはずじゃ無かった」

というケースが多くあります。

その原因を良くよく聞いてみると、就職を手伝ってもらった転職コンサルタントの言葉

「この病院はお勧めですよ」「定着率も良いです」「人間関係の良い職場です」

など、安易なお勧めの仕方(営業トーク)があったケースが多い気がします。

これらのお勧めの仕方は「主観的」で「抽象的」で「具体的な根拠情報が無い」という共通点があります。

「決めてもらいたいので魅力的に聞こえるような話し方をして説得する」というスタンスが背景にある気がします。

 

私たちのサポートの基本スタンスとして「根拠のないお勧めはしない」というものがあります。

そもそも個人的な主観による「お勧め」は原則あるべきでは無いと思っています。

お勧めするにしても、きちんと具体的な事実をお知らせすべきで、その事実に対しての評価をするのはご本人だと思っています。

実際入職してみないと分からない事があるのは事実で、そのことは看護師さんの方が理解されていると思います。

もちろん、職場選びの検討材料として様々な情報収集をし、看護師さんにご報告するのが私たちの大事な役割ですのでいつも懸命に対応しています。

その際に気を付けている事が・・・

抽象的で主観的なな報告をするのではなく、

「具体的な事実をご報告をする」という事

「雰囲気が良い」だけでは具体性がありませんので、例えば・・・看護部長がどういう方か、見学しに行ったときにスタッフの様子はどうだったか、実際に入った方のお話しはどうかetc.など、出来るだけ具体的な事実に基づいてご報告する様しています。

「定着率が良い」というお話しも、そもそも良いの基準が不明確です。

病棟で働いている方の7割の方が勤続5年以上。とか、新卒・中途含め4月入職の方●人在籍しているうち、1年経過し退職者がゼロ。等々

私自身、誰かに情報提供してもらう際、このような具体的な事実に基づきしてもらいたいと思うので、当社サービスの基本姿勢として大切にしています。

信頼関係が出来てくると「高瀬さんとしてはどこがお勧めですか?」と尋ねられる事が多くあります。その場合、具体的な根拠説明をし、「だからこちらが良いと感じます」とお勧めをするようしています。

実際に働くのは看護師さんご本人です。

私たちの一言ひとことが看護師さんの人生を左右する「重たい仕事」です。

働いたことも無い第三者の我々の主観でモノを伝えるべきでは無い。

この考えはいつまでも大事にしていきたいと思います。

今日の話は分かりにくかったかも知れませんが、当社を利用し喜んでいただいた看護師さんから、「そこがナースコンシェルジュの良い所です」と褒めて頂ける重要なポイントですのでご紹介しました。

 

★「どのように就職先を決めれば良いのか迷ってしまう。」「じっくり考えて決めるために時間を掛けたサポートを期待したい!」、「出来るだけ早く良い所を見つけたい!」etc.ご本人のニーズに合わせて対応していきます★

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