小論文の書き方3つのコツ!自身の看護観があれば乗り切れる!

2021年6月19日

小論文の書き方3つのコツ!自身の看護観があれば乗り切れる!

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こんにちは、プレジールアシスタントです。

今回は、看護師さんの面接で「小論文」を求められたときの対策方法についてご紹介します。

たまにあるんですよね、小論文が面接の一環として出る病院。

書く時間も決まっているし、普段書きなれていない文章…どうやったらうまく乗り切れるのでしょうか?

この記事では、どんなお題でも対応できる小論文の書き方のコツを3つのポイントに分けて紹介します。

転職活動を控えている看護師さん、ぜひ参考にしてみてください。

 

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看護師面接での小論文対策のコツ3つ

小論文は、限られた時間で相手に伝わりやすい文章を書く、ということが最も大事なことです。

そのためにはやはり事前の準備は必須となります。

準備していてほしい小論文対策のコツとしては、下記3つがあります。

  1. 自身の看護観を整理しておく
  2. どんなテーマにも対応していける必勝パターンの構成づくり
  3. .限られた時間でスピーディーに書く方法を練習する

では早速、各ポイントごとに見ていきましょう!

 

1.自身の看護観を整理しておく

面接で出される小論文は、面接の一環なんです。

そのため、面接で用意している言葉をそのまま使いましょう!

看護師の面接対策で必要なことは、まず第一に「自身の看護観をまとめておくこと」です。

「あなたの看護観は何ですか?」と聞かれたときに、しっかり答えられるようにしておきましょう。

 

では具体的にどうしたらいいのか?

自身の看護観の答え方に迷いがある方、明確な言葉が決まっていない方には、

”ノートにこれまであった印象深いエピソードを書き出してください”とアドバイスしています。

 

「看護観は何ですか?」と聞かれたときに答えられない人はいるかもしれませんが、

「今までどんな経験がありましたか?」と聞かれたときには皆さん経験の中から印象深いエピソードをすらすらお話ししてくれます。

まずはそのことをノートに書き出してみてください。

ポイントは、文章を読んだだけで映像が思い浮かべられるくらい詳細に書くことです!

  • 何歳くらいの患者さんが、
  • どんな家族背景で、
  • どんな疾患で、
  • どういう経緯で入院して、
  • 病院でどんなことが起こって、
  • 自分がどう感じて、
  • それに対してどういう相談を誰にして、
  • 自分でどう考えて、
  • どう関わっていったか、
  • その結果患者さんがどういう風に変わったか、
  • そのあと嬉しかったことはあったか、
  • 退院した後起こったエピソード

などなど、このくらい詳細に書き出すようにしてください。

そうすることで、自分でも改めて思い出すことができ、看護師として働いているときに大事にしている価値観、看護観が浮かび上がってきます。

あとは文章にまとめていって、どのように伝えていけばわかりやすいか?で校正を行えば、完成です。

 

相手に何かを伝えたい時、相手の頭の中に映像で伝わるくらい具体的な説明をしてあげると、より理解してもらいやすくなりますので、この方法はおすすめです。

自分でも整理がつくので、「こういうエピソードがあるので、自分が大事にしている看護観はこれです」とハッキリ答えられるようになります。

「こんなことを大事にしています。具体的にはこんなエピソードがあって、そこでこういう風に感じて、こんな喜びも感じたので、今はこういったことにこだわって仕事をしています」という説明ができると、とても説得力がありますよね!

このような準備ができると、あとは小論文のテーマと自身の看護観を結び付けて話ができるので、どんなお題でもクリアすることができるようになりますよ。

 

2.どんなテーマにも対応していける必勝パターンの構成づくり

看護師転職の小論文でよく出るテーマとしては、下記があります。

  • 社会問題の話
  • 自身のキャリアプランの話
  • 医療についてのこだわっている話

いずれも、一般論で理解を示した上で、自身の看護観につなげるというパターンで乗り切ることができます!

例えば、社会問題の話で出るお題としては「在宅医療の重要性と看護師に求められること」などがあります。

この場合は、まず一般論で理解を示す。

  • 今後の少子高齢化社会により、在宅医療は増加する
  • 在宅医療の重要性は、環境も含め患者の希望する医療を提供できること
  • 在宅医療を理解している看護師の需要が増す

そして、自身の看護観をつなげる。

  • 3年ほど訪問看護で経験を積んだが、その時に家族を含めたかかわりが特に重要と感じた
  • 在宅医療では患者様のトータルサポートが求められると考える
  • 私が大事にしている看護観「肉体面・精神面の総合的ケアを大事にする」を活かし、家族とともにサポートしていきたい

看護観を述べる方の分量を多くしたり、私は●●と考える、という言い切りを使ったりするテクニックがオススメ。

「訪問看護での経験なんてないよー」という方でも、高齢の方の看護の経験はあるはず。

よりテーマに近いエピソードを思い出しつつ、自身の看護観につなげてください。

 

自身のキャリアプランがテーマの場合も、同様。

一般論への理解(このようなキャリアが必要だと感じている)

+

自身の看護観(そのようなスキルを身につけるために●●にこだわっている)

 

医療についてこだわっていること、というテーマなら自身の看護観をそのまま話せばOK!

難しく考えると混乱してしまいがちなので、ゆるく柔軟に考えて乗り切りましょう!

 

3.限られた時間でスピーディーに書く方法を練習する

聞かれたテーマにたくさん答えたくなってしまうものですが、小論文は時間と文字数との闘い。

効率的に書くために、気を付けたいポイントを紹介します。

 

①ブロック分けをする

原稿用紙1枚分、400文字の小論文を求められた場合には、

100文字+200文字+100文字、というブロック分けをしてしまいましょう。

そして書く内容は、

100文字:一般論に対する理解

200文字:自身の看護観

100文字:まとめ、「だから私は●●を大事にしていきます」という再確認

を固定としておきます。(上記2.で説明した内容)

このようなブロック分けをすることで、構成のバランスも良くなるのでぜひ活用してください。

 

②端的でわかりやすい文章にする

長い文章は、最後に何を言いたいか分からなくなってしまうことも多いです。

結論を端的に述べる文章にしましょう。

句読点は、1文の中に2~3つ。

それ以上長くなるようなら2つの文章に分けるようにしてください。

 

③まとめの文章は決まり文句

小論文最後の2行は結構重要。

最後に自身の看護観をもう一度書き、これを活かして貴院で貢献していきたいと思います。で締める。

どんな小論文のテーマが来ても、最後はこれを書く、と決めてしまえば時間の節約にもなります。

 

④リハーサルを行う

やはり一番大事なのはあらかじめ小論文を書く練習をすること。

当日の時間配分や、文章構成をイメージしておきましょう。

時間があったら、ロングバージョン・ミドルバージョン・ショートバージョンを作っておくとより安心です。

 

 

看護師面接の小論文の書き方のコツ、いかがだったでしょうか?

とにもかくにも一番重要なのは「自身の看護観」!

準備がまだの人は、まずはここから取り掛かってみてくださいね!

 

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やはり第3者に文章を見てもらうと、自身をもって転職活動に臨めますよね。

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