看護師が取りたいプラスの資格26個!【自信をもって働こう】

2021年8月4日

看護師が取りたいプラスの資格26個!【自信をもって働こう】

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「よりよい看護のためにスキルアップしたい」

「専門的な知識をもっと身につけたい」

「早く頼りになる看護師になるためにできることを増やしたい」

そんな風に考えたことはありますか?勉強熱心な看護師さん、多いですよね!

スキルアップを目指す看護師さんが狙いたいのは「プラスの資格」。

今回は看護師さんのスキルアップに役立ちそうな資格を、専門性が高いものから、気軽に取れる民間資格まで26個集めてみました!

どんな資格であれ、何かを学びたいと思って自分が積極的に得た知識は、必ず身についてこの先役に立ちますよ。

スキルアップを考える看護師さんは、自分の忙しさに合わせてできる範囲で勉強するだけでも十分!

まずは「やってみたいな」と思う資格を、この記事を読んで是非探してみてくださいね。


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看護師に加えたいプラスの資格26個はコレ!ジャンル別にまとめました

看護師資格にプラスして取りたい資格は、ジャンルや難易度など様々。

そこでこの記事では、ジャンル別に分かりやすくまとめてみました。

ジャンルは下記8種類。気になったジャンルから読んでみてください♪

  1. 病院勤務の人にオススメの資格
  2. 福祉施設勤務の人にオススメの資格
  3. 救急の現場にオススメの資格
  4. カウンセリング関連資格
  5. 婦人科系関連資格
  6. 専門的な資格
  7. がん医療関連資格
  8. 人間関係・その他の資格

では早速ひとつずつ紹介していきますね!

 

ジャンル①:病院勤務の人にオススメの資格

病院勤務の人にオススメしたい資格は3つあります。

  1. 認定看護師
  2. 専門看護師
  3. 3学会合同呼吸療法認定士

◆認定看護師

認定看護師とは、ある特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を有する者として、公益社団法人日本看護協会の認定を受けた看護師をいいます。

2020年度から新たな19の特定分野の教育が開始されました。

◆新たな認定看護分野一覧(19分野:2020年度から教育開始):感染管理、がん放射線療法看護、がん薬物療法看護、緩和ケア、クリティカルケア、呼吸器疾患看護、在宅ケア、手術看護、小児プライマリケア、新生児集中ケア、心不全看護、腎不全看護、生殖看護、摂食嚥下障害看護、糖尿病看護、乳がん看護、認知症看護、脳卒中看護、皮膚・排泄ケア

認定看護師は、病院で働く看護師がスキルアップのために取得したい資格No.1!

水準の高い看護を実践するために必要な専門知識を持つことで、チームのリーダーになれたり、後輩の指導に当たることもできます。

また、給与アップにつながったり、転職の際にも有利な資格となります。

一方、取りたいと思ったときに個人ですぐに取得できるわけではなく、現職の環境によって取得できるタイミングが異なります。

人出が少ない病院ではなかなかチャンスはないかもしれません。

取得を目指すのであれば、早めに職場の上司に相談したりするなどして、チャレンジする環境を整えていきましょう。

>>>認定看護師サイト(公益社団法人日本看護協会

 

◆専門看護師

専門看護師とは、公益社団法人日本看護協会の専門看護師認定審査に合格し、ある特定の専門看護分野において卓越した看護実践能力を有することを認められた者をいいます。

専門看護分野得して特定されているのは13分野。

◆専門看護分野一覧(13分野):がん看護、精神看護、地域看護、老人看護、小児看護、母性看護、慢性疾患看護、急性・重症患者看護、感染症看護、家族支援、在宅看護、遺伝看護、災害看護

認定看護師との違いは、専門看護師の方がより専門性が高く、かつ役割が幅広いという点です。

認定看護師は「実践」「指導」「相談」の3つの役割を持つのに対して、専門看護師は「実践」「相談」「調整」「倫理調整」「教育」「研究」の6つの役割を担う存在。

高度なスキルと知識を身につける必要があるため、看護系大学院への進学が必要となります。

資格取得のために一旦退職して勉強に励む看護師さんが多いくらい、難易度が高い資格になります。

>>>専門看護師公式サイト(公益社団法人日本看護協会

 

◆3学会合同呼吸療法認定士

3 学会合同呼吸療法認定士(日本胸部外科学会、日本呼吸器学会、日本麻酔科学会)とは、呼吸療法を習熟した人材を認定する資格。

臨床工学技士、看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士が取得することが可能で、呼吸管理を行う医療チームの構成要員の養成や、呼吸療法レベルの向上を図ることなどを目的としています。

残念ながら取得で給与がアップする可能性は低いのですが、今後の在宅医療の増加などに向けて需要が増えると思われる資格です。

>>>3学会合同呼吸療法認定士公式サイト(公益財団法人医療機器センター

 

ジャンル②:福祉施設勤務の人にオススメの資格

福祉施設勤務の人にオススメしたい資格は7つあります。

  1. 福祉住環境コーディネーター
  2. 認知症ケア専門士
  3. 認知症介助士
  4. シニアピアカウンセラー/高齢者傾聴スペシャリスト
  5. レクリエーション介護士2級/音楽健康指導士

福祉施設では、介護福祉士・ケアマネージャー・社会福祉士の公的資格・国家資格の重要性が高いのですが、今回は看護師さんがプラスで取得する資格がテーマなので、それ以外の資格を選びました。

 

◆福祉住環境コーディネーター

福祉住環境コーディネーターとは、高齢者や障がい者に対して住みやすい住環境を提案するアドバイザーです。

バリアフリーといっても人それぞれ。その家に住む方のニーズに合うように適格な住環境を提案するための総合的な知識を身に付ける資格です。

特に訪問看護の仕事をしている看護師さんは、福祉住環境コーディネーターの知識を持つことで医療者としての側面から依頼者さんやご家族の住環境の相談にのってあげられたりします。

ただし資格取得による給料への反映や、資格をベースにした転職は難しいのが現状。

利用者さんとご家族の満足度を高めるため、または自身の家族のための資格と割り切った方が良いでしょう。

>>>福祉住環境コーディネーター検定試験公式サイト

 

◆認知症ケア専門士

認知症ケア専門士とは、認知症ケアに対する知識と技能および倫理観を備えた専門技術士を養成するための資格です。

現在日本には439万人もの認知症の人がおり、認知症ケアが高齢化社会の最重要課題となっています。

認知症ケア専門士は更新制の資格となっており、取得後も関連講座を受講する必要があり、取得することで上級試験にチャレンジすることも可能です。

また、資格取得することで福祉施設や在宅医療などの高齢者ケアが必要な職場への転職が有利になる可能性もありますよ。

>>>認知症ケア専門士公式サイト(日本認知症ケア学会

 


ここからは、忙しくてあまり時間の取れない看護師さんでも自宅でコツコツと勉強できる通信講座資格を紹介します。

資格の知名度はあまり高くないのですが、高齢者の利用者さんとの関わりあいで役に立つ内容のものを選びました。

在宅受験できるものもあり、知識をつけたい&気軽に資格が取りたい人にはピッタリな講座です。

◆認知症介助士

認知症の方と接する際の心構えやコミュニケーションの取り方など、認知症の方への正しい応対方法を身につけることができる資格の通信講座で、公益財団法人日本ケアフィット共育機構と提携しています。

認知症ケア専門士の受験資格がない方でもチャレンジできる資格です。

>>>認知症介助士の資格講座サイト

 

シニアピアカウンセラー/高齢者傾聴スペシャリスト

どちらも高齢者に対する傾聴スキルを身に付けるための資格講座です。

あいづち、質問、繰り返し、リフレームなど、様々な傾聴スキルのバリエーションが多いほど現場での対応力が上がり、高齢の利用者さんの満足度も上がります。

また認知症の方ともコミュニケーションがスムーズに取れるようになるので、ご本人やご家族との深い信頼関係を築くことも可能。

現場OJTなどでは十分聞くことができない知識面の学習ができるため、高齢者施設で働く看護師さんにとってとても役立つ資格ですよ。

>>>シニアピアカウンセラー資格取得講座サイト

>>>高齢者傾聴スペシャリスト講座サイト

 

◆レクリエーション介護士2級/音楽健康指導士

介護現場におけるレクリエーションの役割は、高齢者を精神的に充実させ、楽しみを持って生活してもらい、QOLを向上させることが重要な目的となっています。

レクリエーション介護士2級資格は、基本的な介護の知識とレクリエーションの知識・スキルを持ち、介護現場でレクの企画から実施までを担当できる人材になるための資格です。

また、もうひとつの音楽健康指導士もレクリエーションの現場で役に立つ資格。

「うたと音楽」の力を活用し、楽しみながら身体機能の改善や認知機能の低下予防を図るレクリエーションプログラムである音楽健康セッションを学ぶことができます。

>>>レクリエーション介護士2級講座サイト

>>>音楽健康指導士養成講座サイト(一般社団法人音楽健康協会

 

ジャンル③:救急の現場にオススメの資格

救急の現場にオススメしたい資格は3つあります。

  1. BLSプロバイダー
  2. ACLSプロバイダー
  3. PALSプロバイダー

今回紹介する3つの資格はいずれも、日本ACLS協会の資格です。

日本ACLS協会で開催している、アメリカ心臓協会(AHA)の心肺蘇生法講習会の受講により、AHA公認ライセンスを取得できます。

BLSは一般の人も受講可能ですが、ACLSとPALSは医療従事者等のみが受講できる講座です。

◆BLSプロバイダー

BLSとは、Basic Life Supportの略称で、心肺停止または呼吸停止に対する一次救命処置のこと。

このコースでは全年齢層の傷病者に対する質の高い心肺蘇生法スキルを習得し、 救助者が一人の場合と複数の場合のいずれにおいてもスキルを実践できるように練習します。

受講期間は1日間で、筆記試験と実技試験に合格する必要があります。

◆ACLSプロバイダー

ACLSとは、Advanced Cardiovascular Life Supportの略称で二次心肺蘇生法のこと。一般的に二次救命処置とも呼ばれます。

ACLS受講者は心停止、心拍再開直後、徐脈/頻拍、脳卒中、および急性冠症候群の認識・治療におけるスキルを身に付けることが可能。

受講期間は2日間で、筆記試験と実技試験に合格する必要があります。

◆PALSプロバイダー

PALSとは、Pediatric Advanced Life Support の略称で、アメリカ心臓協会が米国小児科学会などと協力して提唱している小児二次救命処置法のことです。

PALS受講者は、小児患者の呼吸器系や心血管の緊急事態および心停止の処置スキルを身に付けることができます。

受講期間は2日間で、筆記試験と実技試験に合格する必要があります。

>>>日本ACLS協会公式サイト

 

ジャンル④:カウンセリング関連資格

オススメしたいカウンセリング関連資格は2つあります。

  1. 産業カウンセラー
  2. チャイルド心理カウンセラー

 

◆産業カウンセラー

産業カウンセラーとは、働く人たちや組織が抱える問題を自ら解決できるよう、心理的な手法を用いて支援する カウンセラーです。

例えば会社には、社員のハラスメント、メンタル不調、人間関係や職場環境に関する問題などがあり、年々多くなる傾向にあります。

企業で働く看護師や保健師は、カウンセラーとしての素質を求められることがしばしばあり、そんな時にプラスで取得したい資格が、産業カウンセラーです。

e-learningで基礎知識を、スクーリングで面接の体験学習などを学びます。

受講期間は6か月コースと10か月コースがあります。

>>>産業カウンセラー養成講座サイト(一般社団法人日本産業カウンセラー協会

 

◆チャイルド心理カウンセラー

チャイルド心理カウンセラーとは、胎児期から乳児、幼児、学童、思春期までの子どもの心理や発達を十分に理解し、また、悩みや問題に対してカウンセリングをおこなう技能、知識を有していることを証明する資格です。

特に子供が多い職場である小児科や整形外科などの看護師さんにおすすめ。

入院などで不安になりがちな子供の心理状態を把握することで、精神的にサポートしてあげられ、患者さんのストレス少なく療養してもらえます。

>>>チャイルド心理カウンセラー認定試験サイト(日本メディカル心理セラピー協会

 

ジャンル⑤:婦人科系関連資格

オススメしたい婦人科系関連資格は4つあります。

  1. 不妊カウンセラー/体外受精コーディネーター
  2. マタニティビクス認定インストラクター/マタニティヨガ認定インストラクター

 

◆不妊カウンセラー/体外受精コーディネーター

不妊カウンセラー・体外受精コーディネーターは、いずれもNPO法人日本不妊カウンセリング学会が認める不妊に悩む方々のサポートできるプロフェッショナル資格

役割としては、不妊カウンセラーは不妊で悩んでいる人々に対して、妊娠・出産や不妊に関する適切な情報提供活動を行い、最適の不妊治療を選択することができるよう不妊カウンセリング・ケアの実践や研究活動を行います。

体外受精コーディネーターは、不妊治療のなかでも特に体外受精や顕微授精などの高度生殖医療(ART)を受けられる人々に対する情報提供やカウンセリングを行う、ARTに特化した資格です。

不妊治療クリニックで働く看護師さんには、とても興味深い資格ともいえるこれらの資格。

取得することで患者さんのお悩みに的確に答えられたり、継続して受講する講座で最新技術の情報などが得られ、毎年スキルアップしていくことができます。

>>>NPO法人日本不妊カウンセリング学会

 

◆マタニティビクス認定インストラクター/マタニティヨガ認定インストラクター

妊娠・出産を控える女性に、健康で元気な出産を迎えてもらうための最良の方法は「体を動かすこと」。

妊娠中でも安全に行える運動が、インストラクターが始動するマタニティフィットネスです。

マタニティフィットネスには、マタニティビクスやマタニティヨガ、マタニティアクアがあり、各認定インストラクター資格はいずれも一般社団法人マタニティフィットネス協会が認定している資格になります。

産婦人科で働いている看護師さんは妊婦さんに運動のアドバイスをしてあげられたりしますし、将来的には看護師資格も持ったインストラクターとしてジョブチェンジできる可能性もあります。

>>>一般社団法人日本マタニティフィットネス協会

 

ジャンル⑥:専門的な資格

それぞれの専門領域で活かせる資格を5つ紹介します。

  1. 循環器専門ナース
  2. 消化器内視鏡技師
  3. 臓器移植コーディネーター
  4. 禁煙支援士
  5. 慢性腎臓病療養指導看護師

 

◆循環器専門ナース

循環器専門ナース研修は、公益社団法人臨床心臓病学教育研究会が開催する講座で、年2回8日間にわたって開催されます。

心臓の解剖整理、最新の循環器動向など、循環器に関する知識を幅広く学ぶことができる研修で、グループワークや実践授業もあり、比較的難しい内容でもわかりやすい内容となっています。

研究終了後の認定試験に合格することで、認定資格取得となりますが、大阪でのみ開催されるということと、受講希望者が多い場合は抽選になることに注意が必要です。

一般病棟から循環器病等に配属された看護師さんや、訪問看護の看護師さんなど、循環器を勉強しなおしたい人の参加が多く、実践で役に立つ知識を身に付けられる資格講座です。

>>>循環器専門ナース研修(公益社団法人臨床心臓病学教育研究会

 

◆消化器内視鏡技師

消化器内視鏡技師は、日本消化器内視鏡学会が認定する資格を有した技師で、消化器内視鏡業務に関わる前処置、洗浄・消毒、機器管理、検査・治療の介助を行うプロフェッショナル

内視鏡室で、医師は内視鏡の挿入・操作して診断および治療を行うのですが、それ以外の検査介助を専門的に行えるのが内視鏡専門技師(臨床工学技士・放射線技師・臨床検査技士・看護師からなる)です。

内視鏡専門技師が在籍している病院やクリニックは、内視鏡検査に重きを置いていて総じて医療レベルが高いと言われています。

医師との意思疎通や、患者様の不安をなくすための対応など、現場で存分に専門知識を発揮できる資格です。

>>>消化器内始業技師認定試験サイト(一般社団法人日本消化器内視鏡学会

 

◆臓器移植コーディネーター

臓器移植コーディネーターとは、臓器職のためにご提供いただいた臓器が、移植を希望する方に適切に渡るよう調整するあっせん業務が主な仕事です。

ドナーが入院している病院で業務を行うコーディネーターと、社内で調整を行うコーディネーターに分かれ、チームを組んで担当するほか、学校で移植医療についての講義や病院での勉強会の資料作成などのデスクワークも行っています。

臓器移植コーディネーターになるには、公益社団法人日本臓器移植ネットワークに一般職として入職し、入職後一定期間の研修を受講後、試験に合格して臓器移植コーディネーターとして任命されます。

看護師ほか医療従事者などがなることができますが、病院等での仕事を辞めてのキャリアチェンジという形になります。

社会的にかなり重要な役割を担っている臓器移植コーディネーターは、業務内容がハードである分かなりやりがいのある仕事であると言えます。

>>>臓器移植コーディネーターのサイト(公益社団法人日本臓器移植ネットワーク

 

◆禁煙支援士

禁煙支援士とは、禁煙を広めたい、禁煙したい人を支援したいと願う人の総称で、一定の知識を持ち合わせた人を認定する制度です。

初級、中級、上級がありますが、初級受験から徐々にステップアップしていくシステム。

今はクリニックでも禁煙外来を持っているところが多くなっています。

禁煙支援士としての知識を持ち合わせていることによって、専門的な指導やアドバイスが可能となり自身の業務の幅が広がることが期待されます。

>>>禁煙支援士サイト(日本禁煙科学会

◆慢性腎臓病療養指導看護師

慢性腎臓病療養指導看護師(旧透析療法指導看護師)とは、6学会合同認定(日本透析医学会・日本腎臓学会・日本移植学会・日本泌尿器科学会・日本腹膜透析医学会)の資格であり、腎臓病に関する熟練した看護技術と知識を用いて水準の高い看護実践のできる看護師を養成する目的で導入されました。

資格取得により、患者・家族の長期療養生活を効果的に支援できるようになり、現場でのリーダーシップを発揮することも可能です。

また透析クリニックなど腎臓病の患者様が多い現場では、この資格により転職が有利になる可能性もあります。

>>>慢性腎臓病療養指導看護師(一般社団法人日本腎不全看護学会

 

ジャンル⑦:がん医療関連資格

オススメしたいがん医療関連資格は1つあります。

  1. リンパ浮腫セラピスト

 

◆リンパ浮腫セラピスト

がん医療関連資格で最もメジャーなのがリンパ浮腫に関する資格。

リンパ浮腫とはがん治療におけるリンパ節郭清術後に起こる、命にはかかわらないが患者のQOLを下げてしまう症状のことで、手足にむくみや痛みを生じ、合併症が起こることもあります。

そんなリンパ浮腫治療法である圧迫療法・リンパドレナージ・運動療法・スキンケアなどを専門的知識や技術を持つ資格が、がん研有明病院が認定団体となっている「リンパ浮腫セラピスト」です。

ちなみに、リンパ浮腫治療に関する資格はさまざまな団体が認定するものがありますが、リンパ浮腫セラピストでは保険診療で行うための施設基準に必要なセラピストの要件が満たされる講習会を実施しています。

講習会は20日間あり、最終日の試験に合格することで資格取得できます。

>>>リンパ浮腫セラピストのサイト(がん研有明病院

また、その他のリンパ浮腫関連の資格をまとめたサイトは、こちらのページが分かりやすかったので興味のある方は見てみてください(リンク)

 

 

ジャンル⑧:人間関係・その他の資格

オススメしたい人間関係・その他の資格は2つあります。

  1. アンガーコントロール
  2. コーチング

 

◆アンガーコントロール/アンガーマネジメント

アンガーコントロールとは、怒りを上手にコントロールして適切に対処すること。アンガーマネジメントともよばれています。

看護師の仕事はミスをしてはいけなかったり、常に他人と関わらなくては行けなかったりと、精神的にも大変なお仕事。

そのため様々なストレスからイライラしてしまうことも多いのではないでしょうか。

ただイライラすると冷静な判断も難しいですし、患者様や同僚との人間関係にもよくありません。

そんな毎日の過ごしづらさに悩んでいるなら、アンガーコントロールを学んでみるのも一つの手です。

怒りをコントロールし、最終的に怒りをパワーに変えることによってストレス少なく前向きに仕事ができるようになれるのがベターですね。

>>>アンガーコントロール講座アンガーマネジメントベーシック講座

 

◆コーチング

コーチングとは、対話を通して目的に対する自分の気持ちや潜在的能力を引き出し、自信で答えを出せるように促す支援方法です。

教える側が答えを与える一方通行のティーチングとは違い、自発的な気づきや成長を導いていくのが特徴。

職場、とくに上司と部下の間でもこのコーチングの手法は、後輩を自立に導く理想的な方法として様々な企業で採用されています。

「やってほしい仕事をしてくれない」「同じ失敗を何回もする…」など後輩の指導に悩んでいる看護師さんも多いはず。

一方的に注意をしているだけではなかなか後輩の成長が見られず、どうしたら良いのかわからないという悩みも聞きます。

そんな時は、指導の仕方としてコーチングを学んでみるのも良いかもしれません。

本格的な対面講座から、自宅で学べる通信講座まで多くの講座があるので、都合の良い方法で気軽に学ぶことができます。

>>>銀座コーチングスクール認定コーチ養成スクール

 

まとめ

今回は看護師さんがプラスで取得することでさらにスキルアップできる資格を26個紹介しました。

気になるもの、ぜひやってみたい!と思った資格はあったでしょうか?

資格の種類によっては、職場に協力してもらったり病院の支援があって初めてチャレンジできるというものもありますね。

目標が決まったら周りの人に協力を依頼して、スキルアップを応援してもらえる環境づくりも大事です。

一方、通信講座の資格は自分の空いた時間にコツコツと勉強することで取得できる資格です。

自分の取りやすい方法でスキルアップできるといいですね!

記事が参考になれば嬉しいです。


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