医療との関わり。

2014年7月29日

医療との関わり。

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現在、私は認定NPO法人の理事も務めております。

「Stop結核パートナーシップ日本」という団体で、
タレントの「JOY」も大使を務めています。
※http://www.stoptb.jp/
※http://www.stoptb.org/(英語版)

こちらはWHO本部スイスのジュネーブに本拠地を置く団体。
2050年に結核のない世界を目指して結成した、
結核対策を行う連携機関で、分野横断的なパートナーシップです。

国際機関、政府、行政、民間企業、NGO、
患者団体などの世界の複数の団体が参画しています。
自分が結核に罹患・完治後の約7年間、
元結核患者の立場として、
全国の医療関係者、医師・看護師・保健師や
自治体の保健・感染症担当者、民生委員、
そして今もこの病気に苦しむ方やその家族へ向け、
結核の予防・正しい知識の普及啓発に努めてきました。
その活動範囲は国内のみならず、世界へも広げています。
そんな活動を通じて、
前回の記事で書いた「国境なき医師団」のドクターや担当者と出会い、
執筆依頼があったのです。

image (15)

実名でしかも顔を出てしまうことは、少々抵抗感はありました。
しかし、今も国内では多くの患者が存在します。
結核を取り巻く様々な方々へ向けた情報発信として、今回の依頼をお受けしたのです。
※最近の結核記事が出てますよ(yahoo記事)
http://news.search.yahoo.co.jp/search?p=%E7%B5%90%E6%A0%B8&ei=utf-8&fr=news_sw
結核は、日本国内では毎年約2万人が感染・発症し、
およそ1割の方が無くなる重大な法定感染症なのです。
罹患率はなんと16.7 !!
特に、医療機関での従事者、介護施設、学校などでの集団感染は後をたちません。

患者の多くは都市部を中心に、
・高齢者
・働き盛りの年代
・来日外国人
が際立っているようです。
※http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou03/12.html
「平成24年度結核登録者情報調査年報集計結果」・厚労省出
一人でも多くの方々にこのような記事を読んでいただくことで、
予防や病気に対する正しい知識の普及啓発が出来ればなと感じつつ、
今後も私の活動報告いたします。